iSCSI のストレージ実装できる OSSの Openfiler Ver2.9をインストール|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

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2018年1月7日日曜日

iSCSI のストレージ実装できる OSSの Openfiler Ver2.9をインストール

おすぎやんです。

iSCSI のストレージ実装できる OSSの Openfiler をインストール手順です。

iSCSIとは、SCSIプロトコルをTCP/IP上で使用する規格です。ファイバーチャネルよりも安価にストレージエリアネットワーク (SAN) を構築出来るのですが、LANで接続する分サーバとストレージ間の転送量は低くなりボトルネックとなるリスクがあります。

今回は、サーバをiSCSIのストレージにすることができるオープンソース(無料)のOpenfileをインストールします。
Openfilerのバージョンは2.9です。
検証環境でSAN環境が実装できない場合に重宝します。


1.Openfile インストール ISOのダウンロード


まずはISOファイルをダウンロードします。
下記URLにアクセスします。

http://www.openfiler.com/community/download

画面の「↓」をクリックするとダウンロードが開始します。

2.Openfilerのインストール

先ほどダウンロードしたISOファイルを仮想サーバにマウントし、仮想サーバを起動します。
今回の検証はVMware Workstationで行います。
仮想サーバはディスク 60GB×1(Openfilerインストール用)とNIC×2(管理用と業務用)の構成です。
インストール完了後に共有用のディスク60GBを追加します。

「Next」をクリックします。

「Japanese」を選択し「Next」をクリックします。

警告画面が表示されるので「Yes」をクリックします。

「Next」をクリックします。

警告画面が表示されるので「Yes」をクリックします。

IPアドレスを設定するため「Edit」をクリックします。

ここでは管理用のIPアドレスを設定します。
「Manual Configuration」を選択し「IP Address」と「Prefix」を入力します。
「Enable IPv6 support」のチェックをオフにし「OK」をクリックします。

Hostnameに設定するホスト名を入力します。
「Gateway」、「DNS」を入力し「Next」をクリックします。

Select Cityを「Asia/Tokyo」を選択し「System clock uses UTC」のチェックをオフにして「Next」をクリックします。

rootのパスワードを2回入力し「Next」をクリックします。

「Next」をクリックします。

「Reboot」をクリックします。

再起動が完了すると下記のような画面が表示されます。

これでインストールは完了です。

このまま設定を行いたいかたはこちら。

iSCSI のストレージ実装できる OSSの Openfiler Ver2.9の設定



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