FreeBSD 10.3 インストール直後の初期設定手順|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

スポンサーリンク

2016年9月15日木曜日

FreeBSD 10.3 インストール直後の初期設定手順

おすぎやんです。

FreeBSD 10.3 をインストールした直後からの設定です。

FreeBSD 10.3 のインストールがまだの方はこちら。

VMware Workstation 12 Player に FreeBSD 10.3 をインストール


1.SSH の設定


起動しrootでログインします。



sshの設定をします。下記コマンドを実行します。

 # vi /etc/ssh/sshd_config



下記の2行を追記し保存します。

 PasswordAuthentication yes
 PermitRootLogin without-password

PasswordAuthentication yesパスワード認証を許可
PermitRootLogin without-passwordroot でのSSHログインの不可


下記コマンドを実行し、sshを起動します。

 # /etc/rc.d/sshd restart


サーバ起動時にsshが起動するように設定します。
下記コマンドを実行します。

 # vi /etc/rc.conf


下記の1行を追記し保存します。


 sshd_enable="YES"


これでTera TermからSSHで操作が可能になります。

2.FreeBSD update


ここからはTera Termで接続しsshで設定します。
これならコピペもできるし。
コマンドを途中まで打って「Tab」キーを押すと補完もしてくれるし。

 Tera Termをインストールしていない方はこちらからダウンロードしてください。
 https://osdn.jp/projects/ttssh2/

 Tera Termを起動し、ホスト名に「<FreeBSDのIPアドレス>」を入力、「SSH」を選択し「OK」をクリックします。

ユーザ名(rootはだめですよ)、パスワードを入力し「OK」をクリックします。

rootにスイッチするため「su」コマンドを実行します。
パスワードが求められるのでrootユーザのパスワードを入力します。
カーソルの前が「$」→「#」になればrootユーザへのスイッチは成功です。


 $ su
 Password:


パッケージのセキュリティアップデートを行うため、下記コマンドを実行します。


 # freebsd-update fetch




 # freebsd-update install


「Installing updates... done.」が出れば完了です。


3.FreeBSD Ports Collection


portsの設定です。
FreeBSDはパッケージをportsから行います。
Androidで言うところの「Google Play」、iPhoneでいうところの「App Store」的な存在です。

初めてPortsnapを利用する場合は下記コマンドを実行します。


 # portsnap fetch



 # portsnap extract


2回目以降は下記でOKです。

 # portsnap fetch
 # portsnap update


以上で初期設定は終了です。

スポンサーリンク